ICHIJIKU BLOG

ものづくりが好きなフリーライター。書くことにしがみつきながら今日も執筆中。 WEBは「ヤフーライフマガジン」「ぐるなび」雑誌は「MONOQLO」 「samuraiELO」などなどで書いています。

潔く自責した友達はかっこよかった。

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中途社員の面接をしている人事の知人がいてこんなことを言っていた。

 

「前職を辞めた理由を面接では必ず聞く。

そのときに

『希望する部署で働かせてもらえなかったので』

『直属の上司とソリが合わなくて』

と答えられることが多い。

そう他責に考えている人はだいたいオトすね。

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あなたは元カレを生かす派ですか?殺す派ですか?

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あなたは元カレ(カノ)を生かす派ですか?殺す派ですか?

わたしは圧倒的に後者だと思う。

 

一度その人と別れると、もう自分のシナリオにその人を登場させることはない。

お別れをしたそのページで殺してしまうのだ。

だからさよならのときはものすごく辛い。

この先、一切合切、金輪際、会うことはおろか、連絡を取ることもない。

と思っているから。

 

だけど、わたしの友人は違うらしい。

「え?普通に会うこともあるよ?そんな今生の別れみたいに思うことはないよ」

え?なんで?関係を終わらせたほうが、悲しいけど、区切りがつかない?

「だってその人とは『恋人』として合わなかっただけで『友達』としてはそんなことないかもしれないじゃん」

 

 

…。

そうか。そんな考え方もあるんだ。

目からウロコだった。

彼女は自分のシナリオの中でずっと元カレを生かし続けている。

一度その人の回が終わったとしても、ふとした何でもないタイミングでまた現れる。

恋人として終わったら、友人として初めて、何かのきっかけで恋人に戻ったりして。

 

私の物語は、これからも当分は、ばっさばっさと時代劇のごとく元カレを切り倒していくと思う。

死人がゾンビのように蘇って現れるホラー映画の監督に転身する気もない。

でも

彼女の物語はそれと違って、なんかナチュラルで自由で、いいな、と思った。

 

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表面張力がこぼれたときに涙は出る。

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最近「哀しみ」についてよく考える。

私の哀しみを受け止めるコップは多分すごく小さい。

 

自分が受け取れるキャパシティをはるかに超えた哀しい出来事に襲われると

コップに溢れ出るだけの水をただただ呆然と眺めていることしかできなくなる。

哀しさを実感して涙を流している、というよりかは、ただただだらしなく、こぼれているだけだ。

 

「時間が解決してくれる」

 

というのは、コップの中の哀しみが蒸発することを指してるんだろうけど

哀しみの濃度が濃いと、コップの中の水はいつまでもタプンタプンとたゆたう。

表面張力の時間はずっと、ずっと、続く。

ギリギリの状態を維持しているもんだから、ふと躓いたときに

コップの水はこぼれてしまう。

それは、自分の不注意でこぼれることもし

他人にコップを傾けられることもある。

ふいに、朝も昼も夜も関係なく訪れる。

 

「あ、時間が解決してくれたんだ。」

と安心しても、自分がコップを持っていることを忘れているだけの場合もある。

 

だから

自分がコップを持っていることを自覚して生活するしかないんだと思う。

そのうち、大きいコップが見つかるかもしれないし。

大きいコップの中に入っているのを安心して自由に過ごしているうちに

蒸発してくれてるかもしれないし。

 

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自由に遊べる新しい場所を作りました。

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自分の心の中の小さな動きを記録しておく場所が欲しくて、新しいブログを作りました。

ICHIJIKU BLOG 

正確には、少し前からひっそりと書いていたnoteやLINEBLOGの記事をまとめて保管しておける場所。
 
 
1つ前のブログは検索順位を上げるために一生懸命書いていたら、文章を書くのが楽しくなくなってきてしまい、これじゃ本末転倒だ、というか飽きた。ということで自由に遊べる庭を作ることに。
 
ここだったら、ただゴロゴロ寝転がっても
哀しみにどっぷり浸かって動けなくなっても
やたらめったらハシャギすぎてしまっても
 
全部OK。むしろ存分にあがけばいい。ダサくていい。奔放に過ごせばいい。
 
 
 
新しいブログは自分の体内に巡る想いや、ふつふつと湧き上がる心情を、ダイレクトに、そして大切に吐き出していきたいと思っています。
 
ここに書くとりとめのない文章は、まず自分を癒す薬として、そしてあわよくばその延長線上で読んだ誰かが
 
肩の力が抜けて身体の緊張が緩むような
少しだけ息が吸いやすくなるような
熱すぎず、冷たすぎない人の体温を感じられるような
 
そんな箱の中身になればいいかな、と思っています。
 
 
TwitterもFacebookも、noteもLINE BLOGも、2ちゃんまとめも、いつもチェックしているサイトも見終わったあと、ここをふと思い出してくれると嬉しいです。