「10年後、日本では今ある職業の約50%が機械化される」らしいけど
以前バラエティ番組でこんなことを言っていた。
「10年後、日本では今ある職業の50%が機械化される」
今ある職業の50%が機械に乗っ取られるということは
今ある職業に就いてる50%の人が失業するということだ。
私の職業はライター。
企画を出し、アポをとり、取材をし、その内容を記事にまとめる、など諸々。
全てではないにしろ、どこかの工程が機械に代替される可能性は大いにあるなあ
などぼんやり感じていた。少しシュンとした。
1つのことを極め続ける人生はかっこいい。端から見て憧れる。尊敬する。
でもその1本が折れてしまったときに人は目の前が暗くなるのだと思う。
私は一度音楽の道を挫折しているからよくわかるのだ。
細い小枝くらいの細さだったけどポキッと折れたとき、しっかりと絶望した。それはもう発狂した。
そんなもんだから、今共に生きている「書く」が折れたらどうしよう。と時たま不安になる。
だから「書く」を補強する枝を何本か追加しようと思った。
それは「デザインする」かもしれないし「プログラミングする」かもしれないし「撮影する」かもしれないし「物を作る」かもしれない。
「書く」を支える何かを育ててるうちは、そんな不安が払拭される気がするのだ。
というか、そんなことを考えてるうちに、なんだか生きる希望が湧いてくるのだ。