知り合おうとしなけりゃ、知り合えない
「結局は知り合えたかどうかでしかないんだよね。」
親しい友人がこんなこと言っていた。
うん、そうだね。確かに。
わたしもここに至るまでの道のりを振り返ってみたら同じことが言える。
というのも
初めてライターとして名乗れるお仕事をさせてもらえるようになったのは
合コンで後にライターの師匠となる人と出会えたからだ。
いま最もお世話になっている出版社で書かせてもらってるのも
居酒屋で隣になった玄人ライターに紹介してもらったからだ。
何故か映画の撮影でメイキングを撮らせてもらったのも
ツイッターで制作会社の社長にアポイントを取って話を聞いてもらえたからだ。
20代の頃は肩書きなんて口八丁でいいと思う。
いざ現場に入って「こいつ全然使えねーな!詐欺だ!」と思われても
「でもなんか必死に食らいついてくるな…」と思われたら
不思議と愛着を持ってもらえる。次の仕事を持ってきてもらえる。
そうやって経験を積めば、実績ができる。知見が深くなる。
肩書きは嘘ではなくなる。そうしたらその肩書きを名乗って営業をかける。
少々乱暴だけど、わたしはこうして社会不適合者ながらも
周りに恵まれながらライターとしてお仕事ができてる。
飲み会は苦手だけど、どんどん知り合っていきたい。
知り合えれば、食うに困らないのだ。