生きようとする本能はいつだって味方だ
自分の体内の80%が悲しみに侵されてるとき
「ああ、もうだめだ。」
と落ち込む。
そのままの気持ちを引きずって夜中這うようにして日高屋に入る。
中華そばと餃子3個。美味しい。食べる。満腹になる。
いつの間にか
「ああ、もうだめだ」
が消えている。
人間なんてそんなもんか。
「死にたい」という気持ちは
「生きよう」とする行動と反比例する。
どうしようもなく行き詰ったとき
絶望の淵に立たされたとき
食べればいい。眠ればいい。
そうすれば身体は心をちゃんと支えてくれるのだ。
所詮人間の抱えきれる悲しみなんて「生きよう」とする本能に勝てない。
そんなことを日高屋の帰り道に思った。